祈りの石像 - みやぎ観光復興支援センター スタッフブログ

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祈りの石像

最近、気仙沼を廻っていると以前に比べて観光バスが多くなったなあ、と感じています。そのほとんどが被災地見学と支援のためで、こういった人たちのおかげで、被災地の活気もますます高まっているようです。たまたま、そういった観光客の方と話す機会があったのですが、口々に話されるのは「手を合わせる場所があったら…」ということ。いくら観光や視察という形で来ても、まずは被災地と犠牲者の方に哀悼の意を表したい。そういうケジメがないと、観光や視察、ボランティアにしても、どうも居心地が悪いそうです。

こういった話は被災地の人々も感じていて、そういった場づくりに積極的に取り組んでいる方もいます。以前紹介した小泉小学校の「津波の教え」の石碑もその一例ですが、先月、「辰の松」で有名になった岩井崎の近くにも、鎮魂の石像が建てられました。

羅漢かかし

顔アップ


この石像は「羅漢かかし」といい、長野県の彫刻家の方が、
「津波で亡くなった地域住民の供養と、生き残った人たちが不屈であってほしい」
という祈りを込めて制作し、この地区にある地福寺というお寺に寄贈したものです。青御影石製で高さは2.4mもあります。
ちなみにこの場所から周囲を一望すると、こんな風景が広がっています。

周辺1

周辺2


これは気仙沼地域で最も大きながれき処分場です。処分場はここだけではなく、本吉地区や唐桑地区など、あちこちに点在していますが、この処分場を見るだけでも、津波の被害がいかにすごかったか、そして1年3ヶ月経っても、まだまだ復興には時間がかかることを実感させてくれます。
場所はこちらです↓。


大きな地図で見る

羅漢かかしの像を見学するには注意が必要です。場所が、がれき処分場に向かう道路沿いにあるため、ダンプカーなどの作業用車輌の往来が激しいこと。道も狭く、対面通行も難しいので、できれば近所にある地福寺さんの駐車場に車を停めさせていただき、徒歩で向かったほうがいいでしょう。
ちなみに地福寺さんにも「いのりの塔」が設けられているので、

いのりの塔


こちらでお祈りを捧げてもいいでしょう。運が良ければ,寡黙で有名(ご住職本人談)なご住職のありがたいお話が聴けるかも(?)。

(ほや丸)
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