ほや丸が所属する気仙沼部隊が仙台から気仙沼に行く場合、時間的なことから主に東北自動車道を使って一関で降り、R284(気仙沼街道)を使うのがおなじみルートです。で、毎日往復していると、道路沿いの看板とかで、その土地ならではのお店の看板やら、特産品の看板やらを目にするのですが、その中でも、いぃっつも気になってたのがコレ↓

そのメキシカン


なネーミングに加え、
「幻の焼酎」という触れ込みがいっつも気になっていたのでした。
どうやら看板に書いてあるお店だけで取り扱っているようなのですが、道路沿いに、この酒屋さんらしいお店はない。そこでググってみると、どうやらこの看板に書いてある1km先にあるドライブインを目印に左折し、さらに5km行くと、このお店があるそうです。
お酒そのものはトウモロコシ原料の甲類焼酎だそうで、ブランデーを熟成させた樽に詰め替えて長期熟成しているため、ブランデーのエキスや香りが染み込んでいるそうです。さてその風味ですが、実際に体験した人のブログによると、ウィスキーを思わせる芳醇な香りと上品な飲み口で、水割りにしても香りはそのままで、口当たりがまろやかになるそうです。
で、なぁんで「幻の焼酎」かというと、このお店のオリジナル商品で、このお店に直接行くか、通販でしか買えないので「まぼろしぃ~(IKKO風)

」なんだとか。
まあ、わざわざ仕事の途中に立ち寄ってまで行くほどのものでもないので、そのままうっちゃっておきましたが、その「幻の焼酎」の現物に復興商店街の紫市場で遭遇してしまいました!

遭遇したお店は紫市場にあるコロッケのお店「揚げたてコロッケ屋」さん。ここはジャガイモやカボチャのコロッケをはじめ、メンチカツやエビカツ、鳥のから揚げとか、揚げ物ならなんでもね。のお店で、気仙沼部隊では、昼メシの量が足りない、小腹が空いた、オヤツが欲しい…etc、といった緊急事態の力強い味方となっていますが、先日、また例の如く、小腹が空いたのでコロッケを買いに行くと、なぜかカウンターにこのボトルが鎮座ましましてる。
で、訳を聞くと、やはり我々のように、一関からクルマで来る旅行客の人たちから、「あの幻の焼酎、なんとか手に入れたいんですがねぇ」という要望が多かったので、それに応えるべく、お店と交渉して仕入れたんだとか。
気仙沼部隊も現物は初めて見たので興味津々。そんな我々の姿からお店の方が「試飲してみますぅ

」と誘惑。でも我々は本当はマジメな人達なので(自分から言ってどーする)、そこはグッと堪えて、香りだけ嗅がせてもらうことに。うーん、確かに芳醇でフルーティな香りが鼻をくすぐる。ここのコロッケ、いやいや鳥カラだろ、ヤッパリ、をツマミに軽く一杯、なんてのもいいなぁ。などと、さっきのマジメな気持ちはどこへやら、本性が現れはじめましたが、また仙台まで帰らなきゃならないので泣く泣く諦め

、帰途に着いたのでありました。
さて、この「幻の焼酎 エルシド」の看板以外にも、R284には「むろねーじゅ」という謎のお酒の看板もあったりします。さて、それは一体何なのか? 次回をお楽しみに!
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