大崎市 醸室(かむろ)の『蔵のひな祭り』 - みやぎ観光復興支援センター スタッフブログ

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大崎市 醸室(かむろ)の『蔵のひな祭り』


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大崎市の古い酒蔵を改装した観光施設『食の蔵 醸室(かむろ)』
この施設についても、何度かご紹介しています。

『食の蔵 醸室(かむろ)』 の記事はコチラ

現在、同施設内にある『大崎市観光物産センター 『土蔵(DOZO どーぞ)』では、
『きっこまざき教室(代表/佐々木比呂美さん)』の生徒さんたちによる
『吊るし飾り』の展示会、
『蔵のひな祭り』が開催されています。

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『きっこまざき』とは、「紙や布を切りきざんで散らかす」という意味の方言。
佐々木さんの教室では、「布遊びの中で、作る人が心から楽しめること」を目的に、
この教室を県内のあちこちで開催しています。
今回の展示会は、県内の生徒さんたちの作品が一同に集めて展示したもの。
作品の多くは『つるし飾り』とよばれるもので、
上の写真の左は気仙沼の教室の方の作品、左が仙台の教室の方の作品で、
それぞれの土地柄にあわせたテーマ(大漁旗、すずめ踊り)を
モチーフとした作品となっています。

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この『吊るし飾り』。本来は『吊るし雛』といわれるもので、
江戸時代に、ひな人形の代わりとして、各々の家で飾られたものです。
吊るし雛のモチーフとなるのは、子供のこれからの幸せを願ってのものなので、
上の写真のように巾着や宝船(裕福になる)、米俵(食べ物に困らない)、
海老(健康、長寿)、唐辛子(悪い虫がつかないように)、犬(安産)
といったものが選ばれています。

佐々木さんの教室では「これだけ縁起のいいモノばかりが吊るされているのだから、
ひな祭り以外の時も飾ってもらったほうが、その家のお守りになるのでは」
という想いから、四季を通じて飾れる『吊るし飾り』としています。

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『きっこまざき教室』は、東日本大震災前から、大崎市を中心に、
登米市や仙台市で教室を開いていました。
震災後、復興支援として、気仙沼で教室を開くことにしましたが、
「震災後のつらい状況の中、趣味の世界を受け入れてくれるだろうか」
という不安があったそうです。でも、いざ募集をしてみると、
予想以上の応募があって、教室が開催された当日は、
受講者全員が目を輝かせて『吊るし飾りづくり』を楽しんでくれたそうです。

「教室に来てくれた皆さんは、笑顔で飾りづくりをしながら世間話をしていました。
その姿を見て、ああ、こういうものづくりの場って、何かに打ち込むことで、
日々の雑念が消えて、合間の他愛もない話でストレスを吐き出せるような
リフレッシュ効果ももたらすんだ。その時、改めて教室を開いてよかったと思いました」
―佐々木さんとともにこの教室の運営に携わっているスタッフの方の言葉です。

写真の『蔵のひな祭り』の開催期間は、
3月5日(木)の16時までとなっています。
大崎市ではこのイベントのほかにも
「醸室春まつり 大崎市観光物産センター2周年記念」
として、3月31日まで様々なイベントを開催中です。詳細については、
コチラ をクリックしてください。

ご紹介した『きっこまざき教室』の詳細については
コチラ をご参照ください。

(ほや丸)


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