齋理屋敷の小正月 - みやぎ観光復興支援センター スタッフブログ

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齋理屋敷の小正月

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宮城県の南、丸森町にある齋理屋敷に関する話題は、
このブログでも何度か紹介していますが、
1月11日、このお屋敷の中で餅つきと、
そのお餅を使ったお雑煮のお振る舞いがあったのでご紹介しましょう。

上の写真は、齋理屋敷が所有しているお正月の調度品の数々。
江戸時代から昭和にかけて七代続いた豪商だっただけに、
こうやって代々使われてきた調度品が一堂に会すると
まさに『絢爛豪華』という言葉がぴったりきます。

ちなみに奥に飾られている金屏風ですが、
これは明治を代表する
日本画家 川端玉章(かわばた ぎょくしょう 1842~1913)の作品です。

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屋敷の中庭では、餅つきの準備が進行中。
蒸したもち米を臼に入れ、杵である程度つぶしておきます。
このもち米も、地元、丸森町で収穫されたものです。

この状態で試食させてもらいましたが、
ほんのりとした甘みがあって非常に美味。
この状態でおいしくないと、いいお餅にならないんだとか。

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そして、いよいよ餅つきがスタート。
周りの人達の「よいしょ!」というかけ声とともに、
杵が何度も振り下ろされます。

屋敷の人が「誰か餅搗き体験したい人、いませんか~」
と呼びかけると、周囲で見ていた親子連れの方たちが参加。
ちなみに右上の写真の方は丸森町の町長さんです。

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餅つきも終わり、いよいよお目当ての 「齋理屋敷風のお雑煮」 です。
仙台のお雑煮といえば、「干したハゼの出汁」 というのが定番ですが、
齋理屋敷のお雑煮は「スルメで取った出汁」が基本。
ハゼはその当時から高級魚だったそうなので、
質素倹約を重んじる商家ではこういうところを工夫をしたんでしょうね。

ちなみにお雑煮の具は大根と大根の葉、凍み豆腐。
人参などの 「赤い野菜」 が入っていないのは、
「赤い色は赤字に通ずる 」ということから入れないんだとか。
この辺りにも 「商家ならではのこだわり、縁起担ぎ」 があります。

雑煮の味はスルメ出汁が効いているのか、割とあっさりした味わい。
ちなみに今回は、齋理屋敷の特別の計らいで金箔をまぶしていました。
これで今年の金運がアップすればいいのですが…。

ちなみに齋理屋敷の調度品の展示(齋理の歳迎え)は、
1月25日まで。

また毎月第4日曜日には、
丸森の語り部さんたちが往時の齋理屋敷を語る
『齋理ざっとむかし』 を行っています。

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開館日や入場料など、詳細は↓をクリックしてご確認ください。

齋理屋敷ご案内のページ

(ほや丸)


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