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【追記あり】 亘理町と伊達成実

宮城県の南部に位置する亘理町(わたりちょう)は、温暖な気候と豊かな自然に恵まれた地域です。特産品のいちごをはじめ、山や海で育まれた四季折々の美味しい食材が楽しめます。縄文時代から続く歴史があり、古くから阿武隈川の河口にある要所として知られてきました。町内には9世紀から10世紀にかけて存在した役所や倉庫の跡が残っています。

戦国時代末期、それまで地域一帯を支配していた亘理氏は、伊達氏に従うようになります。初代領主・伊達成実(しげざね)が亘理に入ったのが、慶長7年(1602)のこと。成実は町割りや新田・塩田の開発、治水・用水工事などを積極的に進め、現在の亘理の基礎を築きました。

知勇両面に優れた武将、伊達成実。
若年期から伊達政宗に仕え、人取橋の戦い、摺上原の戦いなどで多くの功績を上げました。兜に付けられた毛虫の前立ては、「決して退かない、前進あるのみ」という心意気を表しています。政宗に「独眼竜」の呼び名を提案した成実は、35歳から79歳で亡くなるまでの44年間、亘理の地を治めました。

大雄寺1

成実が眠る亘理伊達家の菩提寺「大雄寺(だいおうじ)」。
慶長9年(1604)に福島県小倉村にあった陽林寺を亘理城下へ移し、雄山寺と称したのが始まりとされます。

大雄寺7

大雄寺6

境内には、14代邦成が北海道に移住するまでの13代の領主と夫人も眠っています。

大雄寺8

町が見渡せる、静かな場所です。

大雄寺4

1月16日(金)午前9時から午後4時まで、県指定文化財の「成実廟(びょう)」が一般公開され、内部の「伊達成実木像」を見ることができます。1年に2回だけの御開帳です。合わせて当日は、亘理町立郷土資料館の観覧が無料になります。オリジナル缶バッジがもらえるスタンプラリーもあるそうです。詳細は亘理町観光協会ウェブサイトをご覧ください☞ http://www.datenawatari.jp/

津波で農地の62.5%が水没しましたが、成実が築いた亘理町は確実に復興しています。
この機会に町の歴史と文化に触れてみませんか?

大雄寺 : 亘理郡亘理町泉ヶ入88
亘理町立郷土資料館 : 亘理郡亘理町西郷140(JR亘理駅となりの悠里館1階)

(お)

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【追記】

伊達成実木像公開blog1

16日に一般公開された県指定文化財の「成実廟」です。中には成実の位牌と甲冑姿の木造が安置されています。

伊達成実木像公開blog2

300年前に作られた木造は、若いころの姿を表したといわれます。
今も亘理で愛され続ける成実。次回の御開帳は8月16日です。

(お)

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