もう一つの広瀬川 四ツ谷用水(第2部) - みやぎ観光復興支援センター スタッフブログ

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もう一つの広瀬川 四ツ谷用水(第2部)

第1部から引き続き、四ツ谷用水本流に沿って上流から下流へ、『四ツ谷用水川下
りの旅』をしてみます。

広瀬川の四ツ谷堰から始まる四ツ谷用水は、広瀬川北側を作並街道(国道48号線)
に沿って暗渠化され流れています。

四ツ谷用水1
▲作並街道を仙台市街地へ(歩道の下が四ツ谷用水)

しばらくすると、流れを阻むように小さな渓谷に差し掛かかるのですが、この谷
に樋をまたがせ(「聖沢掛樋」)難所を飛び越え流れていきます。

1聖沢掛樋
「聖沢掛樋」(右)と案内板(左)

岩盤を削り窪地を埋め、更に谷越えという難所をクリアし進み流れる四ッ谷用水。
当時の土木技術には改めて驚かされます。

山間地を潜り抜けた四ツ谷用水は、どんと祭裸参りで知られる大崎八幡宮にたど
り着きます。

2大崎八幡宮
▲境内へ続く石段の登り口手前の太鼓橋と案内板


3DSC05267_convert_20141002115430.jpg
太鼓橋を四ツ谷用水から見上げる

大崎八幡宮を過ぎた四ツ谷用水は、そこで幾つかの支流へと分離し、本流はその
まま東方向へ流れます。

春日神社の東側に「洗い場」跡としての案内板が設置されていて、水場まで降り
る石段が確認できます。

3洗い場
▲四ツ谷用水「洗い場」跡

四ツ谷用水は衰えることなく東進し、東北大学歯学部構内には、支流である「支倉
堀」跡
の木標と、当時の石垣が残されています。

4支倉堀
「支倉堀」跡と木標

さらに流れつづける四ツ谷用水は、奥州街道(東二番丁通り)を横切り、ここで
当時掛け渡されていた「上杉山橋」跡の木標と石碑が建っています。

5上杉山橋
「上杉山橋」跡(上杉6丁目交差点)

四ツ谷用水はいよいよ最終地点である、梅田川へと流れつきます。

9DSC05170_convert_20141002131435.jpg
▲梅田川への四ツ谷用水放流口(画像中央)

広瀬川四ツ谷堰からはじまった約7キロに及ぶ四ツ谷用水の旅は、最終地点であ
る梅田川へ放流され完結となります。

今回の『四ツ谷用水川下りの旅』は、主に本流に沿ったものですが、戦前までは市
街地の至るところに水路が張り巡らされていた四ツ谷用水。
現在支流のほとんどは埋め立てられ、本流は暗渠化されている為に、用水路として
実感できる箇所はわずかとなっていますが、400年前から枯渇することなく流れ
ている水流に歴史を感じます。


次回第3部(最終回)は、意外に知られていない四ツ谷用水モニュメントをご紹介します。



(TOM)



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