街の証を白い紙に 福幸きりこ祭2014 - みやぎ観光復興支援センター スタッフブログ

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街の証を白い紙に 福幸きりこ祭2014

現在、南三陸さんさん商店街と歌津伊里前福幸商店街では、「福幸きりこ祭」が開催されています。

宮城県から岩手県の三陸沿岸などには、縁起物を切りとった白い紙「きりこ」や、「飾りご幣束(へいそく)」を神棚に飾る習慣が古くからあるそう。

きりこ・御幣束_ひころの里

震災前の2010年、そのきりこからヒントを得て始まったのが今の「きりこプロジェクト」でした。
有志の女性たちが通りの商店や家々をまわり、思い出やそのご家庭で大切にされてきたもの等を取材して、その物語を白い紙に切り出し軒先や通りに飾りました。
その数650枚。
設置にも多くの方が携わり、言葉を交わしながら飾られた切り紙で街は華やかだった、といいます。

震災後3回目となる今回は、制作をするワークショップにも参加させて頂きました。

DSC_1423.jpg

DSC_1434.jpg

すべてフリーハンドで型紙にあわせ切っていきます。
そのほうが手づくり感が出て味わいになっていいとのこと。
繊細なラインの切り出しに慎重になりドキドキします。

DSC_1416.jpg

写真では皆さんの真剣なまなざしが印象的ですが、終始おしゃべりをしておやつをつまみながらの楽しい作業でした。

「○○さんどごは、これを大事にしでだがら、こういうデザインにしだんだっで!」
「かっこいいっちゃ?○○さんにあげだら喜ぶべなぁ!」

口ではわいわい言いながら、長いあいだ黙々と手を動かしていると、自分が作っているものはもちろん、きれいに形作られていく紙がいとおしくなってきます。

お渡しするお店の方はどんな方かなぁ。喜んでいただけたらいいなぁ。
作ったものだけではなく、そのむこうにいる方にまでつながっている感覚がうまれてきて、展示を見るのが益々楽しみになってきました。

展示が始まって足をはこんでみると・・・ありました!ありました!

MAKANA4.jpg

一緒にワークショップに参加した当センター“まる。”が作らせて頂いたもの!
展示10日を過ぎていたのですが、しゃんとした状態で風にたなびいていました。
ほっとして、各店をまわります。

雄新堂説明文

展示には、このようにそれぞれのエピソードが記されているものも。
なぜこのようなデザインにしたのかを知っていくと、かつて街で皆さんがどのように暮らしていたのか、その景色が見えてくるようです。

阿部茶舗1

豊楽食堂

飛上

松原食堂

佐良スタジオ

バーバーみやかわ

アスリートヤマウチ 佐藤酒屋

商店街のお店のほか、集落の伝統芸能をたやすまいとご尽力されている方など、お渡しするよう制作されたものや、震災で亡くなったご家族が営んできたお店の方が「自分のところも作ってほしい」とお声をかけてきて下さり、初めて作られたものもあるそうです。
記憶で作られた白い紙は、様々な思い出がぎゅっとつまった美しい形をしていました。

展示の会期は9月15日まで。
さんさん商店街隣の南三陸ポータルセンターのテントでは、プロジェクトの歩みが写真を使って展示されています。

詳しいお問合せは南三陸町観光協会まで。


8月23日(土)~9月15日(月)
南三陸さんさん商店街
歌津伊里前福幸商店街


(しうらむ)

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