久しぶりの塩竈探訪 - みやぎ観光復興支援センター スタッフブログ

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久しぶりの塩竈探訪

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宮城県内の三大漁港といえば、気仙沼、石巻、塩竈です。
中でも塩竈港は、生マグロや生カツオの水揚げ量で日本一になったこともある街で、
仙台市にも近いことから、「旨い寿司」を食べさせてくれるお店がとにかく多いのです。
※一般的には「塩釜」と書くことが多く、塩竈市役所でも「釜」と「竈」、どちらの使用も認められていますが、
「竈」という字は、本来「製塩用のかまど」を意味しているため、今回はあえて難しい字を使用しています。

そんな塩竈のお寿司屋さんが集まる「塩釜寿司業組合」で
ただいま、絶賛開催中なのが、
「第6回 仙台づけ丼&伊達な寿司BOWLフェスタ」です。

塩竈、多賀城、七ヶ浜にあるお寿司屋さんや和食屋さん23店舗が、
それぞれの持ち味と腕を活かして、新鮮な味を提供しています。

開催内容についてはここをクリック!

すしBOWELELフェスタ1

写真のお寿司もその一つで参加店の「塩釜 美佐古寿司」さんの「美佐古BOWL」。
これだけたんまり乗っかった海の幸の丼に、海老だしの効いたお吸い物がつきます。
取材がてらのお昼ご飯にしては、ちょっと贅沢だったけど、
魚市場近くのお寿司屋さんだと、「魚の活き」そのものが違っている気がします。

ちなみに期間は平成26年6月1日~7月31日の2ヶ月間で、
この間に、参加店指定のメニュー(先ほどのホームページを参照)を召し上がると、
スタンプが1人につき1個もらえます。
これをホームページからダウンロードして印刷したスタンプ捺印欄に押してもらい、
2個集めると、その場で「全国共通の寿司券(500円分)」がもらえます。

期間は2ヶ月間もありますから、のーんびりと食べ比べをしてみてはいかがでしょうか。


さて、おなかもいっぱいになったら、ちょっと街なかを散策してみましょうか。


塩竈は仙台と松島の間にある港町で、
「鹽竈(しおがま)神社」の門前町として栄えました。
ちなみに「鹽竈神社」とは日本全国にあって、その総本社が「ここ」なのです。
※「鹽(しお)」もこれが正しい字で、「塩」は本来、俗字と呼ばれるもの。
この違いについてのエピソードは、あの有名な古典「徒然草」にも書かれています。


そんな「由緒正しき街」ならではの証が、「昔ながらの建物が現存している」こと。
以前、ご紹介した「浦霞の蔵」などが代表的なものですが、
もう一つ、この塩竈を代表する「歴史的建造物」がこちらの「丹六園」さんという
和菓子屋さんの建物で、鹽竈神社の参道沿いにあります。

丹六園2      丹六園5

丹六園1

左の写真、ちょっと重厚な感じでしょ?
実は丹六園さんの手前にも昔ながらの醸造元の建物があるので、
こういう写真が撮れるのです。
丹六園の創業は1720年。江戸時代中頃で徳川吉宗が将軍として頑張っていた頃です。
創業当時は廻船問屋でしたが、第二次大戦後にお茶屋さんに業態を変更し、
その後、「志ほかま」「長寿楽」という銘菓を手がけることになります。

丹六園3    丹六園4

丹六園の建物は大正時代に建てられたもので、江戸時代から続く商家の典型的スタイル
「町家づくり」「出し桁づくり」といわれるもの。
このような商家の建築で、現存するものの多くは
「蔵造り」といわれるものが大半を占めますから、
そういった意味でも貴重な「歴史的建造物」といえるもので、
今年の4月25日に「国の有形文化財」に登録されました。

そして店内を覗くと、そこにはお茶に使われる様々な陶器でいっぱい。
中には「ナンノナニガシ作」と書かれた、それなりのお値段のする作品も…。
でも、この店内の感じも、「門前町の昔から続くお店」っぽくて雰囲気十分。

志ほか満2

そんな店内の一角で販売しているのが、こちらの「志ほかま」です。
材料は大崎産の上質なもち米粉と藻塩糖と呼ばれる、塩と砂糖と青紫蘇を使ったもの。
その昔、ご先祖様が伊達のお殿様に献上したお菓子を模したもので、
口あたりや口どけは「落雁」に近いのですが、
「甘じょっぱくて淡白な味」は、今までのスイーツに慣れた方にとっては、
ちょっと新しい味の出会いになるかもしれません。
ちなみに上のものは「志ほかま」小サイズで600円くらい。
大もあって、そちらは1000円ちょっとくらいするようです。

塩竈は他にも面白いお店がいっぱいありますので、
また機会があれば、ご紹介させていただきます。


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