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ここは、「あの世」か現実か~冬の登米を歩く

そういえば先日、伊豆沼へ白鳥を見に行った時のことですが、
なんだか気になった名前のバス停があったのです。

浄土のバス停 縮小

そういえば鎌倉にも「浄土ヶ浜」という地名がありましたねえ。
このバス停は伊豆沼に隣接する「内沼」の近くにあります。
ちなみに現在の内沼も渡り鳥がわんさといるようで、こんな光景に出くわすことができます。

鴨の大群 縮小

さて、この日はどうすっかなー、ということで、このまま登米へ。

登米市は宮城県北部の内陸部に広がる都市で、
「平成の大合併」で県内9つの町が合併してできた市です。
「登米」という地名が表すように、古くから「米の名産地」として知られました。
そういう場所ならではの風景が「古くからの街並みが現存している」こと。

このブログでも何度か「明治時代の建物」をご紹介しましたが、
「街並み」そのものにも魅力があるように思います。

登米 街並み3 縮小

登米 街並み4 縮小

倉敷や金沢、あるいは角館といった街並みに比べれば、見劣りはしますが、
それでも道幅や屋敷の門構えなどから、当時の風情をしのぶことができます。

さて、そんな街並みの中にもいくつかの見所をご紹介。

春蘭亭1 縮小

春蘭亭 2 縮小

春蘭亭 3 縮小

藤沢周平の時代小説に出てきそうな建物ですが、伊達家の家臣の方の住まいだったようで、
平成元年まで実際に子孫の方がすんでいたそうです。
今では市の文化遺産として開放され、囲炉裏部屋はカフェとして活用されています。

他にもこんな建物が…。

団子屋 縮小

セットじゃありませんよ。本当にお団子屋さんとして営業しています。
なかなか見事な藁葺き屋根ですが、お店のご主人によると、
屋根の葺き替えは12年ごと位に行うそうで、この葺き替えを行ったのも6年前。
これからも、この姿で残しておきたいそうですが、今では藁葺きの職人さんもほとんどおらず、
そのため、葺き替えには結構な出費を強いられるそうです。

登米の街並み5 縮小

こういう感じの「歯医者さん」ってのも珍しいですね。たぶん奥の建物が歯医者さんなんでしょうが、
新築当時は街の人々から「ハイカラだねえ」などと言われたのでしょうな。

さて、登米というのはフシギなところで、
「登米市」と書くと「とめ」呼ぶのですが、ここ「登米町」は「とよま」と呼びます。
なので、「登米市登米町」だと「とめしとよままち」と言わなきゃならんわけで、
ちと、ややこしい。

大昔は、この地域に「遠山村(とおやまむら)」という村があったそうで、
恐らくそれが、地名として変化したのでしょう。

しかし、その「地名の変遷」まで見られるなんて、なかなか侮れない地域ではあります。

◆春蘭亭(しゅんらんてい)◆
・場所/宮城県登米市登米町寺池桜小路79
・電話/0220-52-2960
・営業時間/9:00~16:30
・定休日/無休
・屋敷内のカフェでは、季節の和菓子、アイスクリーム、抹茶、コーヒー、甘酒などをお楽しみいただけます。



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