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食でつながろうプロジェクト ~石巻市北上町のお正月~

先日、三陸河北新報社主催で「食でつながろうプロジェクト」が石巻市北上町の追分温泉で開催されました。
食をテーマに地域の活性化を探っていく狙いで、今回で3回目。
今回は北上町に伝わる正月御膳と「とりまわし」の試食です

まずこちらは正月御膳。
お膳_convert350
正月御膳の献立は
 あんこもち
 子持ちがれいの煮魚
 アワビ、ほたて、タコ、まぐろの刺身
 紅白かまぼこと伊達巻の三品盛
 茶わん蒸し
 大根なます
 煮豆
 白菜漬
 お神酒
この御膳、ほとんどの料理が北上町でとれた食材を使ってるんです

とりまわし_convert350
こちらは「とりまわし」。集落の行事などに各家庭からそれぞれ持ち寄る家庭料理のことで、自分の食べる分を小皿にとってまわすことから「とりまわし」と言われています。

そして、お正月いえばやっぱりお雑煮こちらの地方のお雑煮は焼きハゼからダシをとります。
雑煮_convert320
写真には写ってませんがイクラも入っているんです!豪華ですよね

試食の前に、民俗研究家の結城登美雄さんから北上町の食材の豊富さや正月飾りの意味についてのお話がありました。
北上町には海・山・川・畑がそろっており、町内でとれる食材の数は、なんと280種類以上 種類豊かな食材がとれるいわば日本の縮図なんだそうです

かけざかな_convert320 アボヘボ_convert200
左はお正月に飾られる「かけざかな」。保存のため塩で防腐を施し、正月になるとつるしている魚から必要な分だけ食べます
右の笹についている花のようなものは「アボヘボ(粟穂稗穂)」といって、削った木を穀物に見立て秋の豊作を表現し、その年の豊作を祈ったものです

こちらの「まゆだま」は見たことがある方も多いのではないでしょうかミズキなどの木にもちをつけるもので、今はもちではなくプラスチックや最中生地のところも多いようです。
まゆだま_convert300

これらのように、先に豊作や大漁を先に表現し、実際に豊作や大漁になることを願う風習を予祝(よしゅく)というそうです。年始であるお正月には多くの予祝があるんですね~

それぞれの地域に根付いた文化は地元の人にとっては当たり前、だけど外から見るとその地域ならではの魅力がたくさんあるんですね みなさんのおうちのお正月はどんなお飾りやお料理ですか

(まる。)
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