天然桟橋「馬の背」を渡る〈その2〉 - みやぎ観光復興支援センター スタッフブログ

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天然桟橋「馬の背」を渡る〈その2〉

海に向かって細長く伸びる、天然の桟橋「馬の背」。

馬の背6

長い年月をかけて波に侵食され、この形になったという。

今も少しずつ削られているのだろうか。
まさに筋骨隆々としているようで、たくましさを感じる。


馬の背7

近づいてみると、岩肌はゴツゴツ、ザラザラ。
幅が思ったよりずっと狭い。

とくに入口付近の足場は50センチほどしかなく、平たんでもない。
両脇は数メートルの崖だ。

実際にその場に立った者でないと味わえない恐怖が、ふたりを襲う。



・・・さてと、この目で『馬の背』を見られたし、写真を撮って帰りましょうか

お隊員がそう言いかけたその時、

N「ここまで来たんだから、渡るしかないですね



ふたりは足を踏み出した。
ザラザラしているので足を滑らせることはないが、転倒の危険性がある。
派手に転べば、海にドボンだ。


そろそろと歩を進め、最初の難関をこえると、だいぶ楽になって景色を見る余裕もでてきた。

馬の背8

生い茂る松の木は、たてがみのよう。
遠くに見える島々は水彩画のように美しい。

南側には「子馬」と呼ばれる小さな岩礁がある。


N「別世界ですね何もかもがキレイ来て良かったー(^-^)


震災以来、感じることが少なくなっていたが、やはり宮城の自然は美しい。
傾斜と松の根に気をつけながら進み、ついに先端へたどり着いた。
その距離約200メートル。

馬の背9

少し先に、小さく可愛らしい島があり、ウミネコがくつろいでいる。

お「山の緑と海の青が素晴らしい

N「ここを訪れるには、今が一番いい季節ですね

ふたりは汗だくになりながら、大きな達成感を得た。
この場所をトレッキングコースに選ぶ人がいるようで、戻る際に数名のグループとすれちがった。

少々の勇気が試される「馬の背」。
挑戦する際は、くれぐれも足もとにご注意を。



お「たくさん歩いて、お腹が減りましたね。松島で美味しいものを食べましょう

N「異議なーし

ふたりは松島観光物産館へ向かった。

馬の背10

2階の食事処へ続く階段の壁には、被災時の写真が展示されている。
復興を信じる浜の人たちの眼差しが力強い。

平日にもかかわらず、食事処は観光客で賑わっていた。

お「見てくださいN隊員あのメニュー写真の『まぐろ山かけ丼』、
まぐろの盛り方が馬の背を表してませんか


N「うーん、これは調査が必要ですね


馬の背11

お・N「いっただきまーす・・・・ウマーい



新たな宮城の宝を探して、隊員の冒険は続く。

〈おわり〉


(お・N)
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