気仙沼の2011.3.11を、もう一度考える~リアス・アーク美術館~ - みやぎ観光復興支援センター スタッフブログ

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気仙沼の2011.3.11を、もう一度考える~リアス・アーク美術館~

あの震災から2年以上経ちました。今では被災地のことも、
たまにニュースで伝えられる程度で、日に日にその記憶は薄れつつあります。
でも、被災地にとっては、「まだ2年しか経っていない」状態です。

以前、リアスアーク美術館で開催されている常設展
「東日本大震災の記録と津波の災害史」についてお伝えしましたが、
読者の方から「ぜひ館内の様子を写真で見たい」というご要望が多かったので、
美術館から許可をいただき写真を撮影してきました。

「東日本大震災の~」は、同美術館の地下1階のギャラリーで公開されています。

震災展 タイトル


中に入ると、津波の被害で無惨な姿となった気仙沼のあちこちの写真が、
壁一面に展示されていて、この写真を撮影した美術館スタッフのコメントが
一つひとつの写真に添えられています。


震災展 写真3

震災展 写真1

震災展 ネーム


壁面の写真から目を転じると、泥だらけの炊飯器やカメラ、ぬいぐるみやおもちゃ
ひしゃげたトタン屋根や軽自動車の残骸などが、あちこちに置かれています。


震災展 被災物1

震災展 被災物3

震災展 被災物2


これらの「被災物(がれき)」と呼ばれるものにも、その一つひとつに
地元の人々に取材したかと思われるメモが添えられています。

スタッフが冷静に分析した言葉と、被災地の人々の肉声の数々、
そして写真とがれきの数々が圧倒的な勢いで迫り、この空間に立った瞬間、
あの時、この気仙沼で起こった悲劇が身に迫ってくるようでした。

ちなみに撮影された写真は約3万点、集められた被災物は約250点。
これらを美術館のスタッフが丹念に調査と整理分類を行った上、
常設展という形で今回のオープンに間に合わせたそうです。

同美術館の副館長さんの話だと、この常設展を行うべきかどうかについては、
スタッフの間でもかなり議論があったそうです。
美術館のスタッフも津波の被災者でありながら写真撮影と被災物収集を行い、
あちこちの人々から話を集めました。だからこそ、こういった話題を美術館で展示することは、
「被災を忘れたい人々にとって、“心の負担”にならないか?」といった
葛藤もあったそうです。しかし「後世に“あの震災はなんであったのか”」を
多くの人に伝えることに意義があるということから、常設展開催に踏み切ったそうです。

そんな美術館スタッフの熱い想いも心の片隅に置きながら、
この常設展を鑑賞してみれば「気仙沼への旅」がより一層意義深いものになるかと思います。

ちなみにリアス・アーク美術館は気仙沼市内を見下ろす、山の頂にあります。

リアスアーク外観

詳細については、以下をご参考ください。

-リアス・アーク美術館ホームページはここをクリックしてください-

※リアス・アーク美術館へのお問い合わせ/0226-24-1448





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