ファヴォれるなあ、石巻。~石巻に恋しちゃった プロジェクト~ - みやぎ観光復興支援センター スタッフブログ

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ファヴォれるなあ、石巻。~石巻に恋しちゃった プロジェクト~

石巻に恋しちゃった(石恋)プロジェクト」は、
「様々な特技や趣味を持つ石巻在住の達人による、いろーんな体験プログラムで、石巻を盛り上げていこうゼ」というもの。そのプログラムの中身も、「石巻にある奥の細道の跡の歴史散歩」といったアカデミックなものから、アクセサリーづくりやお菓子づくり、織物、ヨガ、ラップといったものまで様々。
0、ガイドブックの表紙 トリミング 1

我々もその体験プログラムのひとつ「流木で作る大切な人への贈りもの」に参加。
その体験会場は牡鹿半島にある蛤浜という小さな漁村です。

まずは、こんな手作りの看板が我々をお出迎え。
蛤浜看板

看板の向かいに広がるのが蛤浜。この日は「天気晴朗ナレドモ波高シ」。
とにかく風が強くて、つべたい。

蛤浜04
蛤浜05

会場はこの浜で漁師をしていた方の一軒家。中に入ると浜が一望できる角部屋も。
近いうちにカフェとして営業開始だとか。
このロケーションで飲むコーヒー、おいしいだろうなぁ。
角部屋

玄関を入ってすぐ目に入ってくるのが、この立派な神棚。
神様は漁師さんにとって、とても大切な存在であることがよぉっく分かる。
神棚


今回の体験プログラムを主催したのが、この方、魚谷浩さん(本人は「ヒロにい」と呼んでくれたほう気楽でいいそうです)。
神戸出身の方で、震災支援のために、この地域で活動をしているうちに地域の人々とも意気投合し、
今は復興と地域の活性化のために奔走しています。この体験プログラムもその取り組みの一つ。
今回の体験プログラムは、定員15名のところ、それ以上の人数が来て満員御礼状態
魚谷さん

下の写真で魚谷さんの隣にいる方が、このお住まいを魚谷さんに提供した亀山さん。
実は亀山さん、以前は地元の高校の先生だったそうですが、震災を機に退職。魚谷さんとともに蛤浜の地域振興に取り組んでいます。
魚谷さんと亀山さん
この2人が自己紹介をしている間に、どーしても気になったのが背後にあるオブジェ。
近寄ってみると…、
ジャズバンド
おッ、木で作ったジャズバンド。なっかなかシヴイ。

ピアニスト
さらに別の作品を見てみると、こっちはピアノマン。

SAX奏者
表情もよく出てるなあ。ひょっとして名のある木工作家の方の作品?

作者はこの方、魚谷さんの仲間のリュウくん。
これらは全て、蛤浜に流れ着いた流木を拾い集めて作ったものだとか。
うーんクリエイティブ。
リュウマ君
もちろんオブジェ以外にもこういった実用品もアリ。
こちらはディスプレイ棚。
ディスプレイ

これは木の枝の形が面白そうだから用途は考えずに作ってみたもの。
近くにあったランプをかけてみたら、ちょっとした読書スタンドになりましたとさ。
ランプ

こうやってみると、街中のちょっと小洒落た雑貨屋さんあたりで売ってそうっぽいものばかり。
で、今回の体験プログラムは「そういうものを作ってみよう」というワケ。
あらら、センスのない自分にできるかや?

そんな人でも安心して取り組めるのが、この体験。
まず「自分が作りたいもの」をイメージしたスケッチを描き、次に、それにふさわしい素材を浜からチョイス。
素材探し

ふと周りを見渡すと、あちこちに津波の跡が…。
蛤浜では住まいのほとんどが高台にあるため、亀山さんのお宅をはじめ、大半の住まいは無事だったとのこと。
痕跡01
痕跡02

そうこうしているうちに、これだけの流木を収集。
イメージ通りのものができそうだけど、土台になる部分が足りないゾ…(困)。
素材

と思って作業小屋に目をやると、端材や流木がたんまり。
コレ、全てスタッフの皆さんが今回のプログラムのために集めてくれたもの。
これだけ素材がありゃ、なんとか作品も完成できっかな?
端財も素材
作業小屋

おや! こんなところにも流木が使われている。
おっサレー。
流木のてすり


それはさておき、いよいよ本格的に工作を開始!
集めた流木を切ったり、穴を開けたり、ヤスリで磨き、徐々に「理想のカタチ」に。
このプログラムには小学生やそれ以下の歳の子どもも多数参加。
刃物を使う場面も多いので、魚谷さんはじめスタッフが総出でフォロー。
作業中01
作業中04
作業中02
作業中03


流木だけじゃなくて、こうやって釘なんかを組み合わせてみるのもグッドアイデア。
そうやって、わいわいしながら時計を見るとすでにお昼。
お腹も減ったなあ。
木の精

と思っていると、魚谷さんやスタッフから、「そろそろお昼にしましょう」との声。
今回の昼食は、隣の折浜という集落に設けられた仮設住宅のお母さん達による「漁師飯」だとか。
あー、ますますお腹が空いてきた。
折浜仮設入り口


で、こちらが今回の献立。一番上から時計回りに、めかぶの和え物、おから、しうり貝の潮汁、ごはん、鱈と白菜の味噌汁、ワカメの茎とニンジンの和え物、なまこの酢の物などなど。コレ、ずぇーんぶ、地元の海や畑で採れたもの。
この日は寒風がびゅんびゅん吹きまくっていたこともあって、あったかいご飯や汁物の有難味が、これでもか!というくらいに体に染み渡る。
漁師飯ということで、ちょっと塩加減がきついかなーと思ったけど、どれも素材の旨みを引き出したあっさりした淡白な味わい。とくにしうり貝の汁は、いいお出汁が存分に出ていて、身も肉厚のぷりぷり。
そして隠し味は、やっぱり地元のお母さん達の「もてなしのココロ」。
お昼ごはん
漁師飯を堪能したら、そのパワーでラストスパート。で、完成したものがコレ。
オブジェのように見えるけど、さて、なんでしょう?
スタッフ作品01

答えはこちら。ブックスタンドです。描いたスケッチとはぜんぜん違う…。
ま、何とかカタチになったからいいか。
スタッフ作品01使用後

と、思って他の参加者の作品を見てみると…
フォトスタンド
こちらは、フォトスタンド。

ハンガーとハンガーかけ
こちらはハンガーと、ハンガーかけ。

ブックラック
こちらはブックラック。みんな流木の白さとカタチをうまく活かしてるなあ。
スリッパスタンド
スリッパ立て。どこかのペンションとかにありそうですね。

ポストカードラック・一輪挿し
流木と麻縄を使ってこういった作品も。

スタッフ作品02
こちらは当センターの女性スタッフが作ったアクセサリー入れ。枝はアクセサリーかけにも使用可能。


さて、お次は今回のプログラムに参加した子どもたちの作品を。

おもちゃとテーブル
こちらは拳銃や剣のおもちゃ。ちなみにテーブルはりゅうさんが作ったものです。
流木ロボット
これは大作!「流木のロボット」です。胴体の空いた場所に黒板をつけたら、
お洒落なメニュー看板にもなりそうです。
こういう「実用的な作品」に加え、流木のカタチからイメージしたオブジェのアート作品も…。
スタッフ作品03
こちらもうちのスタッフの作品。白い流木が白蛇のように見えたので、このような作品に仕上げたとか。
白蛇に注目

「おっ! おもしろそう」と作品に注目する魚谷さん。

鳥

こちらはスタッフの方の作品で鳥のオブジェ。
様々な流木のそれぞれのカタチから連想して組み立てたとか。

最後はみんなで作品を持ち寄って記念撮影をし、
朝10時から始まったプログラムも午後3時に終了。
何にもナイけど、そこから何かを作り出す。何にもナイからこそ、知恵と工夫で何かを生み出していく-
それって被災地に暮らす人々の「これから」の姿であることを示しているようでもあるし、
参加した子どもたちにとっても、「モノを生み出す楽しさ」を学ぶいい機会になったことでしょう。
ちなみに今回の「石恋」は2月17日までですが、今回の反響を受け、これからも様々な体験プログラムを行う予定です。
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