南三陸 漁師さんに感謝のわかめ - みやぎ観光復興支援センター スタッフブログ

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南三陸 漁師さんに感謝のわかめ

わ~かめ、好き好き~
某CMをなんとなく思い出してしまうのですが、わかめはあって当たり前のさりげない存在でした。
ところが最近、わかめってなんて素晴らしい!!
と、すっかり開眼
何より今年、震災後に漁師さんが頑張って作って下さったおいしいわかめを食べられていることに感謝しています。

ハマったきっかけは、南三陸町の漁師さんに
「わかめをしゃぶしゃぶにすると旨いんだ!」って教えてもらってから。
生のわかめをお湯にくぐらせてポン酢で食べる。旨いよ~。」

しゃぶしゃぶってどういうことですか???
今まで私が食べてたのって生じゃないんですか???

無知な自分。
今まさに収穫最盛期、日本で指折りの産地、南三陸町へ加工作業のお手伝いに行くこととなりました。

わかめの加工作業は何工程もあって一部をお手伝いさせて頂けたのですが、ざっくりと流れを記します。
(本当にざっくりです。)

わかめの長さはだいたい2mぐらい。思ってたより長い!
まず厚くひだ状になっている硬いほうの部分とひらひらと柔らかいほうの部分を切り分けます。

厚くてひだ状の部分は"めかぶ"と呼ばれていて、柔らかいひらっと部分が"わかめ"です。

SanrikuWakame

これが"めかぶ"
指で持ってる部分が今から説明する"茎わかめ"

その"茎わかめ"と言われる部分ですが、めかぶの芯に近いところが一番硬く、
持ってる所より下がちょうどよい感じにコリコリとしています。
茎わかめの中でいちばん美味しいとされている部分です。
旨味が凝縮されている茎わかめは全長に対して僅かなんですよね。

次に解体を終えたわかめ達を湯通します。

SanrikuWakame

下の2枚の写真をよく見てみてください
褐色のわかめが緑色に!
生のわかめを加熱すると色が変わるんですよ~!
今まで食べていたのは生のわかめじゃなかったことを知る。

Sanrikuwakame

緑色に変身!!つまり上のめかぶアップの写真は湯通後

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次に塩蔵です。
1,2枚目の写真、白くて丸い樽の中の食塩水にわかめを漬け込みます。
これで長期保存が可能となります。

この後しぼって乾燥です。
通気性のよい袋に包み、さらにブルーシートをかけて直射日光が当たらないようにします。退色を防ぐのだそうです。

SanrikuWakame

その後一定の期間置いたわかめは、次にカットする作業に入っていきます。
仕上げは芯を抜くのですが、これは特に商品としてのクオリティに関わるので素人はできない作業です。
しかし、その前の工程をさせて頂きました(注・加工方法は様々ですので、すべてこの通りではありません。)

SanrikuWakame

下は湯通をしてないめかぶ。
美しい形。
食べる時はそのまま細かく刻んで加熱します。トロトロで粘り気が出るのでごはんのお供に

SanrikuWakame

そして教えて頂いたしゃぶしゃぶをしましたぁ~
生のわかめを鍋でしゃぶしゃぶ!色が変わってそれをぺろりと食べます。
お湯もお出汁が出てふわーっと潮の香りが

SanrikuWakame

生のわかめは3日ほどしかもたず収穫期にしか食べられないものですが
しゃぶしゃぶの他にも様々な食べ方を教えて下さり、素晴らしさ、奥深さを実感!
実際に作業を体験し、少しでも作業の大変さを知って、いろんな意味で開眼

そして、このような恵みを頂けるのも震災で船や漁具を失った漁師さんたちが必死で頑張ったから。
震災後はじめてのわかめにかける思いをたくさん聞きました。

様々な思いが込められたわかめを食べられる事に感謝でいっぱいです

(しうらむ)


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