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福幸きりこ祭 白い紙で彩るみんなの記憶

震災前の2010年、南三陸町の通りは地域の方々によって美しいきりこで彩られました。

そして現在、町ではみなさんの思いを切りとった、とびきりに美しいきりこが展示されています。

kiriko

きりこは本来、投網、タイ、重ね餅など縁起のよいものを切り抜いた白い和紙。
お正月に各家の神棚に飾ります。このあたりの地方では神社が年末に配り、一年を通して飾っておくお宅も多いのだといいます。

2010年、町での暮らしをさらに楽しくしたいと結成した女性たちのグループが、そのきりこから着想を得て、町の人たちから聞きとったエピソードをもとに650枚ものきりこを制作し、志津川地区の中心部の家やお店の軒先に飾るイベントを行いました。
志津川駅から、海に向かってのびるおさかな通りまでの道は、町に住む方々の思いで彩られた、きりこの通りとなったそうです。

今回「福幸きりこ祭」として町を彩るきりこは、2010年に制作した中から19枚を復刻しました。
加えて、仮設のさんさん商店街と伊里前福幸商店街に入居されている商店の方々を中心に聞き取りをして制作した44枚。
さらには全国の皆様から寄せられた約100枚を各商店街で展示しています。

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そして、五日町商店街からおさかな通り付近には、きりこと今の思いを表した言葉をボードにして、それぞれのお店などがあった場所で海に向かって展示しています。

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今回、町の展示に訪れた地元の方の中には「あぁ、ここには前こういう店があった。ああいう店があった。」と薄れる記憶をたどって町並みを思い出す方もいらっしゃるのだそうです。

震災後この付近で行われる初めての催しとなるきりこの展示。
この場所で一つ一つ見てまわることで感じられたことがありました。
展示は9月11日(火)まで。

特別イベント 南三陸の海に思いを届けよう

9月11日(火) 14:45〜15:30
会場:南三陸町志津川五日町周辺

震災から一年半の月命日に海にむけて音楽を奏で朗読で思いを伝えます。

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なお、おさかな通り付近は側溝などが十分に整備されていません。
時間によって海水が溢れ出ている箇所もありますので足元に注意するようお願い致します。

(しうらむ)






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